言葉を超えた、さらにいえば言葉を思考する生命の存在をも超えた、およそ想像しうるかぎりの無上の快楽の瞬間がそこに横たわっているとしたら、はたしてそれを「言葉」で描写してみようなどと思うだろうか。

目 次-インデックス
第一章-サンクチュアリ-かつて僕たちがそこに居た場所

第二章-うたかたのオペラ-悲しき業(ごう)

第三章-めぐりあい宇宙-めぐりあい そら

第四章-水の中の八月。-遺伝子操作というバイオテクノロジー

第五章-光あるうち光の中を歩め-絶対的な歓喜の断片(前編後編


この物語は実話を元に、本人たちに無断で多少の根や葉をつけて脚色したものです。