言葉を超えた、さらにいえば言葉を思考する生命の存在をも超えた、およそ想像しうるかぎりの無上の快楽の瞬間がそこに横たわっているとしたら、はたしてそれを「言葉」で描写してみようなどと思うだろうか。

第三章-めぐりあい宇宙-めぐりあい そら

宇宙世紀0080。
人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀。地球の周りの巨大な人口都市は、人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み育て、そして死んでいった。
宇宙世紀0079。地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り地球連邦政府に独立戦争を挑んだ。この一ヶ月余りの戦いでジオン公国と連邦軍は、総人口の半分を死に至らしめた。人々は、自からの行為に恐怖した。
戦争は、膠着状態に入り八ヶ月余りが過ぎた。

「ホワイトベース、森井艦長、御武運を祈るぞ」地球連邦軍ジャブローから、世界の、の声。
モビルスーツカタパルト発進準備完了です、3Fからの内線が入る。
「おたる!ガンダム、行きまあ〜す!」どどどどー。

おたる「宇宙(そら)かぁ〜」

一方、ジオン公国軍アオ・バ・クー。
「新人女優のゲルググを前線に!続いて第二波、BadDog、GoodDogのリックドムを射出、ジェットストリームアタックで大佐を援護せよ。」
グラナダ帰りの、おしの、が指揮をとっている。

新人女優「認めたくないものだな、若さ故の過ちというものは。誰か僕を海に連れてけ、このやろう。」
仮面の下で新人女優は嘆いた、SMマスクに隠された素顔を見たものは居ない。
コックピットの中で残弾を確認する、残った武器はムチと蝋燭だけ、しかし、なじる言葉があればそれで充分だ。

おたる「タイプじゃ負けても、口ならまけんぞ、勝負だ!新人女優!」
森井「ミノフスキー粒子戦闘濃度最大散布!・・頼むからみんな働いてくれ。」
まろりんたん「田井中と綾を代わりに残業に射出します」

戦況、
新人女優の、ののしる言葉攻撃にモビルスーツ部隊は引いて見せたが、BadDogのドムが過敏に反応、自己制御不能になる。
新人女優「ええい、邪魔だ!どけー」
おたる「新人女優かくごー!」おたるの三角刀がゲルググを直撃!ばりばりばりー。
流石に抜け目のなさでは、おたるに歩がある。だてに16歳の妹の定期券を不正キセルしてない。

おしの「まずい、新人女優、帰還せよ!ぎんぞー、例の最終モビルスーツを大佐に準備しろ!」
大破して、帰還する新人女優。「いまの私にはガンダムは倒せん・・・貧乏だし。」

一方、ホワイトベースブリッジでは、
みぎちゃん「艦長!再び、例の空域から謎の信号が発進されています、サイコミュ搭載の奴です、確か、ララァ、とか・・」
森井「危険だ、そのエルメスの長距離攻撃は、しずかの独白だ。聞き流せ!」
おたる「ラ・ララアを、、俺は取り返しのつかないことをしてしまった・・」

再び、ジオン公国軍アオ・バ・クー内、モビルスーツブリッジにて。
ぎんぞー「大佐、これが、わが軍の最終モビルスーツ、ヤスヨン、です」
新人女優「なんだ、これは?ハムかと思ったぞ、完成しているのか?」
ぎんぞー「マシンガンのように喋りまくります、お偉方にはそれが解らないんですよ」
新人女優「よし、新人女優、ヤスヨン出るぞ!ララァ私を導いてくれ・・・」

連邦軍ホワイトベース
まろりんたん「艦長、ジオンの新型が出てきました、こちらも新型モビルスーツを出します」
森井「よし、出せ!Jdをカタパルトへ!」

おしの「連邦の新型モビルスーツにソーラーレイの照射線上を合わせろ、残った戦力、決して恐くはないぞ!・・・総帥、ご指示を」
榎木津「あっはっは、圧倒的じゃないか、わが軍は」

Jdに照射されるソーラーレイビーム。しかしJdはしらふだ。
ぎんぞー「毎晩、底なしに飲んでるくせに、ビクともしない。連邦のモビルスーツは化け物か!」

おたると新人女優の戦いは、モビルスーツ戦から肉弾戦へとなだれ込む。ホワイトベースもエンジンをやられア・バオア・クーに着艇し、白兵戦へ移る。

このまま物語は収束を迎えず、次回、新世紀エヴァンゲリオン篇へと続いていくのだ。
ごめんよ、今度はまじめに書くから。

CAST 
アムロ・レイ
(電気小樽)
ブライト・ノア
(森井綾)
セイラ・マス
(綾)
ミライ・ヤシマ
(みぎちゃん)
フラウ・ボウ
(まろりんたん)
カイ・シデン
(田井中)
シャア・アズナブル
(新人女優)
ランバ・ラル
(Bd)
シャリア・ブル
(犬蔵)
ギレン・ザビ
(榎木津)
ガルマ・ザビ
(ぎんぞー)
キシリア・ザビ
(おしの)
ララァ・スン
(しずか)
ニューガンダム
(Jd)
ジオング
(ヤスヨン)
マ・クベ
(はすぬま)

つづく。
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この物語は実話を元に、本人たちに無断で多少の根や葉をつけて脚色したものです。