第七回ジョッピンカルアウォーズ・概要 |
開会に先立ったジョッピンカル国歌斉唱は、お約束で今期も省略。いまや唄えるメンバーが何人残っているだろうか考えものである。
続いて、恒例の乾杯の辞。
乾杯の御発声は、これまでフロントスタッフ持ち回りにしていたものの今期から民主制持ち回り制度を採用。今期選ばれたのは、創設期ジョッピンカルを失意のどん底に落とし込んだゴイスFCの中心人物にあって、今や誰よりも古株のように居座ってるという移籍ブームの先駆けとなったアベジ選手。予想どおり本番での弱さを露呈して式典はとっとと始まった。
第七回ジョッピンカルアウォーズ・受賞選手一覧 |
榎木津礼二郎代表からの今期の総括と使途不明金についての話があった後は、各賞の発表と賞品授与式に先駆けて、新しいアウォーズ、コミュニケーションロゴが発表になった。
ジョッピンカルの南京錠の部分がハートになっただけではないか?と思うかも知れないが、このコミュニケーションロゴが入った貴重なグッズは決して他では手に入らない。アウォーズ受賞選手だけに与えられる特典である。決して毎年の賞品選びが面倒になったわけではない。
各賞は例年どおりあまり重要ではない順に発表された。
まず、 2004年度、ジョッピングループ得点王は、固め打ちのロビー。特に今期は得点力よりもよそのチームでは貰えなかった憧れの背番号10を金で買ったという強引な突破力が高く評価された。
高円宮杯(たかまどのみやはい)は、素人まんせーなジョッピンカルにあって、唯一フットボーラーとしての正しい評価にたって与えられる賞。今期は、文句なしに、いち選手に贈られた。特に親父たちを熱い声で熱叱咤激励する姿はかつての鹿島アントラーズにとってのジーコのようだった。ジーコがアルシンドだけを怒るようにアベジには厳しいあたりも文句なしの受賞。
ジョッピンカル新人賞は、文字通り年齢に関わらず新人選手に贈られる賞。
長年のライバルチームGWS(現、ええねん)から移籍したラー選手に贈られた。本来、活躍に関わらずサッカー初心者の中から選ばれたが今期あたりから素人選手の入部が激減。今期から対象者の枠を広げることになった。
札幌の草サッカーグラウンド抽選確率のあまりの悪さに、今期は間違って野球をしてしまった。そこで、ひとりだけまじで特大のホームランを打った野郎に贈られた今期限定の賞。
昨年からこの賞は年間興業に最も多く参加してくれた奇特なメンバーに与えられる賞として生まれ変わった。今期は記載漏れの興業も多く、ベストイレブン選出もできなかったが、年間出席日数で言えば数えるまでもなく文句なし。どうかしてる。
最後にいよいよ2004年度、ジョッピンカル・アウォーズMVP、最優秀選手賞の発表。
栄誉あるMVPには、めぐママこと、フランツの奥様、ちーちゃんが選ばれた。
通年を通して、フォア・ザ・チームとして活躍はもちろん、おにぎりもおいしい。
精神的支柱という言葉があるが、多くの人が正確な意味を理解していない。ピッチでのプレイでなくとも、チームが歓喜にあったとき必ずそこに居てくれる人。そして、我々を捨てていった多くのサポーターたちに代わって、これからもずっと我々を支えてくれるだろう。
誰だ、もっと新しめのほうがいいなあなんて思った奴は!
閉会の辞 |
授賞式終了後は、引き続き、恒例の景品争奪ビンゴ大会。
数々の伝説を産み出してきたじょっぴんビンゴ景品だが、今期のビンゴ1等景品は天体望遠鏡。別候補にヤマハノクラビノーバ(スタンド、椅子付き)もあったが、行きがけの車に乗らなかった。射止めたのはタッカー選手。
最後は締めの乾杯。
乾杯の御発声と同じく、これまでのフロント持ち回りから指名持ち回り制度制度で、今期初参加のまるも選手にお願いした。
なにしろ、まるも選手は、今年はじめて新篠津興業に参加したとき、もうこのまま死ぬんじゃないのかと思うくらい肉体的ダメージを受けた後、何ヶ月も来なかったんで本当に死んだのかと思いきや、つかみきれないパーソナリティで帰ってきてくれた今やジョッピンカルを代表するベテラン選手である。
こうして、2004年度、第七回、ジョッピンカル・アウォーズ式典はつつがなく終了。
宴会終了後もウイイレマルチタップ対決、握り麻雀、ルーのホモ未遂と今年もジョッピンカルが一年をかけて積み上げたものをひたすらに消費した。
じょっぴん共同通信(2004・12・26)