2002.5.27(060号)
『サッカーそのものは存在しない。存在するものはサッカーに関わる人だけだ』

御旗のもとに
ジョッピンカル新エンブレム決定!

ぶえのすたるです、ワールドカップのチケットは届いたか!

さあ、お待ちかね、公開プレゼンを経て、決定したジョッピンカル新エンブレム、及びデザインマニュアルの数々を披露しよう。
今回、エンブレム変更に至ったのは、ご想像の通り、先の文藝春秋からのクレームに続き、ひょっとしてJFAからも申し立てを受けたらどうしようという炎の弱気采配だ。
文藝春秋未公認「Sports Graphic Numder」は、こうして「じょっぴん共同通信・ジョッピン・ジャック・フラッシュ」として体裁だけ変えたが、エンブレムの変更となるとちょっとやっかいだ。ここはCI変更宣言のついでに一気にリニューアルしようという事になった。

今回、世界中から集まったデザインの一部を、最終選考公開プレゼンに日の目を見なかったものも含めてここで、いくつか公開しよう。
いまさら、こっちのほうがいいじゃん、なんていうやつがいたら殺す。


今回は本職の現役デザイナーのみなさんに腕を振るっていただいた。
栄えある最終選考に残ったのは、三名。
公開プレゼンでは業者との癒着を防ぎ、公平性の為に名は伏せてきたが、ここで晴れて名誉ある三名のデザイナーを紹介するぜ、よおこそ。

まず、天才イラストレーター、まろりんたん。
(写真は自ら勝手に送りつけてきたもの。自分でレタッチしているかも知れない)

この不思議な名前の所以は、娘を溺愛するご両親がそれぞれ「まりろん」「まりたん」と別々に呼んでいたのらしいが、いつのまにか「まりろんたん」と一緒くたにされてしまい、その後「メイビス」→「メビウス」のごとく、じょっぴん訛りにより「まろりんたん」通称まろ。
モー娘。の飯田圭織とクラスメートだったという自慢しづらい経歴の持ち主でもある。デザインの最終校正では朝まで拉致監禁されたあげく、早朝の前田森林公園に捨てられるという、みんなに愛されるばりばりの北広島っこ。

次に、小樽運河版画家、おた。
(画は、まろによるもの。当然、ota本人は気に入っていない)

その筋では最年少(身長)で審査員も勤める学会(not創価)委員、版画家としてはもはやアマチュアの追従を許さないミニチュア。
まろより不幸なのは単に小樽に住んでいるというだけでメンバーに「おたる」という呼称でしか覚えてもらえず、さらに現在では短縮され、otaとしか呼ばれなくなった典型的、地域差別迫害者。
学術肌だけあって製作はサクラダファミリー並、修正をお願いした日には、とても今世紀中に間に合わない。
身長はミニモニ以下でも、態度はでかい。

三人目は、おなじみジョッピンメンバー、ロベルト隊長。
(写真はmavis boxより無断転載。なぜモザイクが?)

サッカーのサの字も解らないようなデザイナーばかりに不安を感じたフロントが、急遽、本職はデザイナーのロビーに発注。
ファンタジスタならではの想像直溢れるプレイを期待したが、ポストを叩いたり枠を外してこそファンタジスタと呼ばれる由縁。決定力不足が不安視された。
しかし、実際のゲームとは違い、枠を外すことなく、本当は泥臭いプレーが得意なチャキチャキの江戸っ子であることを露呈してしまった。

最終プレゼンはこの三名による4点の案を公開して、一般投票が行われた。
A~D案という区別に若干の好き嫌いの差はあっても個別の投票となると僅差の勝負。フロント側の過半数を越えたものを採用という目論見は失敗に終わった。
デザインも芸術も好き嫌いでよろしい。人の数だけ好みがあるのだ。

こうなったら、このガウを木馬にぶつけてくれる!

そうして急遽、それぞれの投票コメントを参考に各案を勝手に部分的に採用して合わせるという、デザイナーの心情を踏みにじる作戦に出た。
もともと、現場の思い入れを踏みにじっては、いいとこだけ選んでまとめ上げるのが本職だから仕方ない。さらに投票コメント欄で要望の高かった現在のシンボル「閉じていない南京錠」の復活の要望が多かったこともあげられる。
ただし、フロントは画が描けないため、各デザイナーを順番に拉致監禁して描かせるという恩を仇で返す暴挙で今回、まとめ上げることができたのだ。

さあ、こうしてできあがった新エンブレム、公式ロゴを紹介しよう。

ジョッピンカル公式エンブレム

公式シンボル「閉じていない南京錠」の復活。
そこに「ジョッピンカケタカーと鳴く幻の鳥も居るらしい〜」より、とってつけたような天使の羽を添えた。
悩ませた全体のカラーリングもこれまでのバチもんエンブレムを奇習。
フォルクスワーゲン、ビートルが遂げた美しい正当な進化を連想させるだろう。
いいとこ取りは、3人のデザイナーに加え、初代、南京錠の提案者、イラストレーター、森なんじゃらほい大介の4人による、なんてフレンドリー(そして漫画チック)な合作だろう。

チームマスコットキャラクター

チームマスコットキャラクター「じょっぴん君」 ステッカー(甲) ステッカー(乙)

この「じょっぴん君」と「JPC」がメインアイテムとなる。
チームキャラクターの「じょっぴん君」の中にはもちろん、ドーレくんのバイトで慣らしたトムが入る。

クラブロゴ

今回、エンブレムもともに「Joppincal」に「FC」(フットボールクラブ)の文字をあえて外したのは、あくまでもこれはクラブ全体のロゴだからだ。
今後、ジョッピンカルの冠をつけたバスケットチーム、ボブスレーチーム、カーリングチーム、読書クラブ、麻雀倶楽部、帰り部、等、様々な発展が期待できる。

JPC
携帯待ち受け画像
の例
ダウンロードアドレス(120x120ピクルス)
http://www.newedge.org/arc/jpc/ktai01.gif
http://www.newedge.org/arc/jpc/ktai02.gif

末尾のTMは、FIFAワールドカップ(TM)みたいにしたい、という、Bdの炎のあこがれだ。
もちろんトレードマークの意味。
本来、TMは商標を表し、この場合はサークルC(あるいはサークルR)のコピーライトを表す著作権表示が適切だが、そんなもんをつけるとフレンドリーでなくなってしまう。だいいち、別に著作を保護している訳でない。
末尾に「TM」をつけ足す事でエンブレムと縦組みにしたときに、鍵で表したiでセンタリングがとれるという大人の都合だ。

勇気のしるし、チームフラッグ。

旗をつくるにあたって一番の難関はメインカラーだ。
エンブレムから拾うとオレンジや赤、黒となるのだが、ここはあえて白にした。
ジョッピンカルのメインフラッグは、しろはた。
いつかスタジアムを白旗でいっぱいにしたい。う〜ん、弱そうだ。
加えてデザインは白地に赤く、エンブレムにも入っている、司法、立法、行政を表す三本の斜めのリボン。
さあ、みんなでしろはたを掲げようではないか。

魅惑のチームアイテム

じょっぴんキャップ ポケットティッシュ(甲) ポケットティッシュ(乙) T-shirt(子供用もあります)

さらに様々な、コレクターには、こたえられない魅惑のアイテムが続々、発売予定。
現在では通販に限定されるが、将来はお近くのキオスク、聴覚障害者の店リリーに置きたいと意欲満々だ。

これらをまとめた「ジョッピンカル基本デザインマニュアル」を公開した。

色がすっころんでるのは、MacOSXのせいだ。小さな事は気にするな。
加えて海賊品を勝手に作成したい露天商のために、Adobe Illustrator形式のデーターも、アップロードする。どしどしオリジナルグッズを勝手に作成してエボバの商人となって欲しい。

最後に、今回の製作に協力してくれた沢山のみなさんと、新エンブレムデザインコンペに協力してくれたみなさんに、心からの感謝の気持ちを表すとともに、ご多幸ご繁栄をお祈りして、おやすみの挨拶と変えさせていただきます。

ぐらしゃす。

(企業広告バナー)

じょっぴん共同通信

の目次に戻るか、に戻る。