2000.3.18(039)号
希望を抱き、恐怖に震え、畏怖にうたれる。究極の歓喜があり、耐えがたい絶望がある。サッカーという冒険には、人間のあらゆる感情が凝縮され、すべての営みが投影される。だから、刻まれた記憶は決して色褪せない。

リメンバー・ロシアン -とりとめのない戯れへと陥れようとするあらゆる誘惑

いえす!ジョッピンカル2000

まず、2000年公式戦、開幕ゲームとなる試合は4月1日(土曜日)つどーむにて、除雪車も眠る魂の時刻、午前五時(実際は5:30〜8:00)対戦カードは、大地蹴玉団
この暴力的な集合時間を責めてはいけない。
つどーむ全面借り切りは、大地蹴玉団の尽力によるところだ。昨年の8月から申し込んでこの時間しかとれなかったそうだ。ケツかっちんの時間は午前8時、後ろのスケジュールはコンサドーレ札幌かもしれない。押してやれ!

つどーむ全面借り切りという貧乏チームにはできない暴挙は、開幕戦にふさわしいものだが、この試合、両チーム代表の討議によってストーンマッチ形式で行われる事になった。
ストーンマッチとは、
負けたチームが会場利用料を払う、という眼から血を流しながらの戦いだ。

昨シーズンの両チームの対戦成績は1引き分け2敗と圧倒的に分が悪い。しかし、それでも何が起こるか解らないのがフットボールだ。この件についてジョッピンカル札幌、榎木津礼二郎代表は「案ずることはない。」と強気の発言で応えた「貯金してるから大丈夫だ」と。

さて新シーズンといえば、年会費徴収の季節だ。会計担当のぎんぞーが毎年一時的に潤う季節でもある。

昨年度は、ユニフォームの新調もあって2万円以上の出費も辞さなかったが、本年度は冬季屋内施設利用を控えたこともあって、試合ごとの500円カンパの慣習を残すのであれば、やみくもに会費を徴収する必要もなさそうだ。しかし一応、多少の年会費の徴収は行われるだろう、連絡網を待っていてほしい。

会費はボールや消耗品などの用具、サッカー用品を購入するためにも必要だ。
しかし、ジョッピンカル札幌オフィシャル・フットボールショップ「プレーヤーズ」では、現在、「1万円の商品券が当たるユーロ2000順位当てクイズ」なるものを始めた。「優勝・準優勝」を当てればもれなく1万円の商品券がもらえるそうだ。
バカめ。優勝はオランダに決まっとるだろーが、自国開催だし。問題は準優勝だ。
一人、2通まで応募できるらしいぞ、組織票で応募しよう。

実は、今年度の会費の主たる使い道は、チーム全体でのスポーツ傷害保険への加入である。
普段身体を動かしていないメンバーが殆どな事もあって、ただ全力疾走するだけで靱帯損傷したり、昨年最終節でのカルビーサッカー部、南郷ッズのような怪我も充分考えられるところである。ここは掛け捨てでも社会人チームとしてきちんとチーム全体で保険に掛かろうと思う。
現在、東京海上火災と特約について折衝中である。特約というのはオプションで、たとえばゴルファー保険の場合、ホールインワンを出すと100万円くらいの保険料(記念品代とかの為)が支払われるように、
ハットトリックとかかましたら、どうにかしてくれ、と真剣に折衝を行っている。

今年のジョッピンカルの目標は勝ち越しよりも興行団体としての成功、第三回ジョッピンカル・アウォーズのさらなるグレードアップ、ジョッピンカル新札幌の確立と女子札幌、東札幌、環状線東からジョッピンカル西線9条旭山公園通り、までじょっぴんグループのさらなる飛躍を期待したい。

ロイタ一発・共同通信

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