ほとばしる熱いパトス

そもそもジョッピンカルは勝ち負けを重んじるチームではない。

そもそも文系が立ち上げた草サッカーチームだからだ。

すなわち不利だ。負けそうな喧嘩はしない。

ゲームに於いての勝ち負けというのは限定されたルールの中での結果であって、そのどこに喜びを見いだすのかは人それぞれだろう。

例えば10-0で負けているような試合でも1点返せれば我々は、1997年5月25日の厚別競技場コンサドーレ札幌対川崎フロンターレ戦のバルデスのゴールさながらに喜ぶことができる。

すなわち、我々がサッカーに求められているのは喜びである。

これぞ、まさにほとばしる熱いパトス!。

(注釈:このビデオと本文はあんまり関係ないのですが、フットボーラーとして何歳になってもこのビデオを理解できる程度の頭の柔らかさは持っておくべきだと言えるだろう)


だから、時には勝ち負けに喜びを求めるのもいいだろう。

そういうわけで、ジョッピンカルにも年に数回、そういう勝ち負けを重んじる試合(興業)がある。ミドルリーグに始まりコンサカップしかりだ。そんな中での今回は勝ち点を争う微妙な立場「Gリーグ」の位置づけの話だ。

「Gリーグ」は通常のリーグを引退した30〜40代のチームの集まりで始まった。

設立当初は始めて球を蹴るジャージ姿の親父や、女性(ただし現役引退)なんかもピッチに居るようないい感じのゆるさだった。

それが現在での参加条件は30代以上だが20代の選手も2〜3人アンダーエイジとして認められる20~30代中心のリーグに変わってしまった。

これが結構熱い。

どのくらい熱いかというとうちの3番より熱い。

さらには「もうレベルが上がりすぎてついていけない」と嘆くメンバーも多いがそれは勘違いだ。
普通に年齢をとったおまいらのレベルが落ちただけ。

そういうわけで、このままでは年間スケジュールの多くを占めるGリーグがガチの場となってしまい、ベテランメンバーの興業離れが後を絶たない。間違いない。だって俺がそうだもの。

今年は40歳以上限定の「プレミアG」というのも始まって普段参加しないベテランメンバーが期待にいろんなものを膨らませて集結したものの、アンダーエイジ枠にこてんぱんにやられた始末。次回は間違いなく来られなくなるメンバーも居るだろう。

さて、問題は「Gリーグ」にはないのだ。
もうそろそろ「Gリーグ」の勝ち負けに喜びは無いと気づけ。

そこで、ジョッピンカルに於いての「Gリーグ」の目的を以下とする。

【勝ち点無用の屋外バーベキュー興業】

これだね。

アウトドア本部長のタッカー大臣が札幌を離れたせいで、すっかり屋外バーベキュー興業がお留守になっているが、これまでの歴史は語る。例えばドクやバーボンなどの逸材?がジョッピンカルに定着するようになったのは間違いなく勝ち負けの喜びでなく肉と酒。
優秀な逸材を誘致するには、できるだけ多くの肉と酒を用意すればいいだけだ。「If you build it, he will come.」

同時にGリーグは天然芝にこだわるために遠方が多いというマイナス要員も払拭できる。

いくら時速280kmとはいえ、これが勝ち負けのためだけにリッター5(ポテンザG3からデジタイヤに変えて少し伸びた)というのは精神的苦痛だと感じるメンバーも居たかも知れない。バーベキューのためなら話は別だ。最近はトウモロコシとかでも走れるらしいしな。

すなわちGリーグには屋外バーベキューの条件が揃っている。

具体的にはメンバーの協力をを仰ぎたい。
短い北海道の夏を満喫するために眠っているキャンプ道具をもっと活躍させて欲しい。道具で貢献できないメンバー食材を持ち寄ろう。肉だけでなくていい、焼けそうなものは何でも焼こう。

さらに今期、じょっぴん会費で最低限(notプライス)のテント、コンロなど一式購入することにする。7月23日あたりに第一弾が用意されている夏のじょっぴんキャンプの独身用テントにもなるし、クラブの持ち物にするので夏のキャンプシーズンに無料レンタルもOKだ。

将来的には規模を広げ対戦チームへも振る舞いたい。

相手チームからもカンパを徴収できれば、収入アップになるし、そうしたら肉だけでなく、焼き鳥、焼きそば、飲み物、わたがしなどの屋台、ヨーヨーつりはもちろん型抜きと事業拡張して、うちが試合のないGリーグ興業へも進出するのだ。もし、うちのビジネスモデルをライバルチームに真似られた場合は、いちくんにショバ代を徴収してもらおう。


残された唯一の問題は悪天候。

雨や風で屋外バーベキューが不可能なGリーグに意味はあるか?

だ。答えはナッシング。不戦敗でいい。

そのくらいの強い意志が必要だ。

俺を信じろ、おまえを信じる俺を信じろ。結果は必ずついてくる。

まず俺たちにできることは?

眼にみえるものはすべて焼こう。

そしてサッカーで体脂肪も燃やせ(by ビリー)


じょっぴん共同通信(2007・5・28)


コメント

ビデオ理解不能!!!
なんか、深夜に見たような気もするが....
サッカーしばらく出来ないので、BBQ、酒はナイスです。

Posted by: DADDY at 2007年05月28日 22:46

ビデオ理解不能!!!!
なんか、歌は聴いた事あるような気もするが・・・・・
サッカーは何とかして行くから、一人一品料理なんてどう?

Posted by: guchy at 2007年05月28日 23:38

「全て私の不徳の致すところ...」、やーっ責任感じます。
Gリーグ会場には焼肉禁止の場所もありますが、近場のできそうなところまで移動してでも、BBQ興業復活のためパトスをほとばせるぞ!!
問題は家財道具一式積載可能な車から手荷物程度しか入らない車に乗り換えたことか?
ん〜???

Posted by: 大臣(自殺はしません) at 2007年05月29日 08:30

>焼肉禁止の場所もありますが、近場のできそうなところ

興業参加できない日でも遠隔炎のアドバイス頼む。

>手荷物程度しか入らない車に乗り換えたことか?

良い案がある。キャリア。

Posted by: 榎木津 at 2007年05月29日 10:48

OK!大臣、夏の間は、最近購入した10人乗りのハイエースと手荷物程度しか入らない車と交換するぜ!
どうだい、このナイスアイディアは?

Posted by: abj at 2007年05月29日 11:30

↑すばらしい。
タッカーが下駄代わりにしている手荷物しか積めない軽自動車がハイエースに変わるなんて、わらしべ長者だ。

Posted by: 榎木津 at 2007年05月29日 11:42

↑↑素敵なアイディアさんくすって、おいおい。

Posted by: TACKER at 2007年05月29日 12:14

http://www.youtube.com/watch?v=EI8yygZxptA
ネタばらし&別バージョン

Posted by: フリーザ at 2007年05月29日 19:29

ビリー:「ここはどこだぁー?」
キャサリン:「ジョッピンカル!」

ということで、BBQ賛成!
新篠津Gの傍に実は山菜の取れるポイントが
あるんスよ。
サッカーの為に拉致された奥方、お子様は自爆
テロリストのブートキャンプに参加だ!
脂肪も山菜も、賞味期限切れのソーセージも燃
やしてしまおう!

Posted by: かわ at 2007年05月29日 21:06

かさわん、まりがとう。こころづよす。

>ネタばらし&別バージョン

わかりやすいうえにすげー。
しかし、横にある関連ビデオのリンクが壮絶に濃いいな。

Posted by: 榎木津 at 2007年05月30日 09:47

>バーボンなどの逸材?がジョッピンカルに定着するようになったのは間違いなく勝ち負けの喜びでなく肉と酒。

その通りです!
(マックでこのページを開こうとしたら強制終了されて今まで見れなかったが、PCでやっと見れた!)
我に酒の力を!!!

Posted by: bourbon at 2007年05月31日 15:24

>ネタばらし&別バージョン

これはすげーわかりやすいわい。
しかし、エヴァだのハルヒだのビリーだの焼肉だの
目指すはサッカーサブカル路線の追求かな。

他方、バーベキュー興行が減った要因として、
お祭りメンバーの子供がでかくなりすぎて、
ゆっくり家族が解体していることがあるかも。
南米メンバーの長期不在もあるかな。


Posted by: Bd at 2007年06月01日 00:34