BBSで文体模写をしていて気がついた事。
一番模写しやすかったのが吉本ばなな。日本語を極右的に愛する言語学者、吉本隆明の娘。心ない人は彼女の小説を少女漫画と評するが、間違いなく正攻法の純文学だ。彼女を理解し許容できなくなった爺は文壇という山の中の炭焼き場でひとりで壺でも作れ。
もちろん殆どがコピペみたいなもんで誰にでもできる。文節や文脈、時間軸の入れ替えなどの編集作業は必要だけど、そこらへんはこちとら本職なんで。
文体模写というのは悪く言えば、いかにその作家の文章を表層的にしかとらえていないかという事にもなる。つまり思い入れのある作家ほど個人的には模写しづらい。撮影した映像に思い入れがありすぎると(他人に伝えるという意味に於いて)上手くまとめる事のできない演出家と同じ。
山田エイミーは書けなかったよ、ota。
ちなみに文体という意味で一番尊敬し、模倣したいのはカポーティです。