仕事始め、というほどでもないが、出勤。オフィス宛に届いた年賀状に眼を通す。
そういえば昨年、宛名書きをしていたとき思っていたのだが、昨年は知り合いの移動が多かったなあ。単純な引っ越しも含むが、会社を辞めた人、職場を変えた人・・・。
アドビデオ・オブラゴン事業部のように失くなったところもあれば、シンク(もと吉田プロジェクト)ユニプラス(もとユニビデオ)なんて独立して会社自体が変わったところも。そういえば、みっちゃん率いるフラッグ事務所ももう無い。
年賀の中に混じって、北2条郵便局からの封書。
非常に丁寧な文章で、とあるお客様から預かった僕宛の年賀状が昨年のうちに配達、あるいは紛失したおそれがある、という汲み取りにくい内容。
送り主はどうやらグラフィコの高橋さんというデザイナーの人。
この人は毎年、思いっきり定形外(しかも紙とも限らない)郵便のお年賀をくれる人。国家郵便局員に混乱を招くのも無理がない。
そうやって、いろんなデザインや趣向を凝らした年賀状も多々あるが、僕のようなものがわざわざ自分で年賀状を作るのは、外注する余裕がないからだ。たいていの場合30日か31日の作業になる。
年内に年賀状を出し終わらなければ気が済まない(つか、すっきりしない)質なんで、自分で作って自分で印刷しているだけだ。
そうやってせっぱ詰まった状態で年賀状を作っているときに、つくづく自分がグラフィックデザイナーとかでなくてよかったなあ、と感じたりする。
なにも年賀状のデザインの善し悪しで、その人に対する評価が変わるほどでもあるまいが、デザインを生業としている人にとっては、架空の巨人(あるいは自分)に対する架空のプレゼンテーションのようなものかもしれない。
webデザイナーを生業としている人の多くが自分のwebを持ちたがらないのと同じだ。
日常的にあまり会う機会がない人であれば、なおさらである。昨年は確かコースターだった年賀状を送ってきた高橋さんが、ついに今年は届かないくらいのものを創ったのかと思えば、相変わらずやってるな〜、って感じだ。実際に琴線に触れるのはデザインなどでなく、そこにあるメッセージだとしてもだ。
今日の年賀状で一番笑ったのは「ひとりもんになっちまいました」と書いた上に「住所と名前がもとに戻ってる〜」と自分でつっこみを入れた石原恵美(仮名:モー娘。)