札幌ドームのサッカーこけら落とし、キリンカップ日本代表-パラグアイ戦をみなさんで観戦に行った。
フットボールマニアのくせに日本代表Aマッチを生観戦するのは実は初めてだ。
札幌ドームはオープニングセレモニー以来の2回目だが、相変わらずスタジアムは、まるで美術館のように快適で、暑さを予想したが空調システムによって快適な涼しさ。
音響反射も優秀なのだろう、歓声も比較的反響しない。
そのせいか、スタンドの盛り上がりも今ひとつ。
ゴールシーン以外は座って観戦はもとより、ニッポンコールや唄声もゴール裏のみといっても過言でないほど紳士的。
コンサドーレの時とはまったく違う。
それでも、帰って中継録画を観ると、ニッポンコールや大声援に聞こえるあたりテレビのミキシングの妙である。
さて、日本代表国際Aマッチ史上初の室内サッカーだが、試合自体は個人的には中だるみが多く、つまらない試合だった。手っ取り早く言えばパラグアイが弱すぎた。当然、今回の来日は2軍だ。
あのパラグアイ相手ならあと2点は取れただろう。他の国がW杯予選で厳しい試合を戦ってる中、日本がこんなキリンカップしかできないのは辛いなあ。
ニュースでは、柳沢の2ゴールがもてはやされるのだろうけど、それ以外(オフザボール、すなわちテレビに映っていない時間)は個人的には全然良くなかった。
まあ、柳沢は重要度の低い試合(親善試合やJOMOカップ)になると活躍する、そして大事な大会になると必ずコンディションを崩す。
最初のシュートをゴールした上、4本のシュートのうち2本を叩き込んだ、あんなの柳沢じゃない。
個人的に良かったのは、モリシいい奴、そしてアーセナル移籍が噂されるデブ。
セルジオ越後が唯一、けなさない小野くんの、ボールタッチとキックは間違いなく中田以上。
これで、モリシの動きができればトッティになれる。
あと、千両役者、ゴン隊長のプレースタイルはすでに今となっては、サポーターによって創らされている。
あおり過ぎ。逆に試合を荒らしていた。親善試合だろ、もう勘弁してやれ、切ない。
テレビではもちろん放送されなかったが、試合後、ピッチに乱入した若者が一人居た。
ローマが優勝してピッチに観客がなだれ込むシーンをテレビで見て、自分もやりたくなった模倣犯みたいなもんだ。
周りの客席は静観して口々に「気持ちは解る」と呟いていた。
この日、最も感動的だった瞬間は、柳沢の2ゴールでも試合前の石井竜也の君が代独唱でもなく、場内のスターティングメンバー発表の時にウルトラスのサポーターズフラッグがゴール裏スタンドいっぱいに拡げられた時だ。
結局のところ、いいスタジアムだね、札幌ドーム。