冷静と情熱のあいだ

よくある質問

Q:サッカーの国際試合で英国だけがイングランド、スコットランドなどに分かれて代表チームを出していますが、どうして英国だけ特別なのですか。

england.gifA:近代スポーツの発祥国といわれる英国は、先住民族であるケルト系(スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)の人々が、アングロサクソン系(イングランド)の人々に征服された歴史を持ちます。

人口の8割強を占めるイングランド人に対するケルト系の対抗意識は強烈で、特にスポーツにおいては顕著です。

世界最初のサッカー協会は、1863年創立のイングランド協会です。

最初の「国際試合」とされるのは、1872年のイングランド―スコットランド戦でした。この試合を契機に、翌年にはスコットランド協会が設立されました。我々からみると、なぜ一つの国で単独の代表チームを作らないのか不思議ですが、彼らの感覚ではむしろ、最初から別の「国」だったのです。

サッカー界では英国4協会は「ホームネーションズ」(サッカーの発祥国)として、特別な地位が与えられています。7人いる国際サッカー連盟(FIFA)副会長のうち必ず1人は、現在もこの4協会から選ばれますし、ルールの変更などを検討する国際評議会(IFAB)は、FIFAとこの4協会で構成されています。

1949年に英国から完全独立を果たしたアイルランドは当然、独自の協会を結成しています。

他国の協会から「英国だけに特権があるのは不公平だ」と是正を求める声もありますが、FIFAのブラッター会長は98年の会長選で勝った際、4協会の特別な地位はそのまま残すとの考えを明らかにしており、近い将来に変わることはないでしょう。

国単位で競うオリンピックには、英国といえども、各地域単位では出場できません。英国連合を結成すれば出られるのですが、対抗意識が強く難しいようです。

--------------------------- キリトリ -----------------------------

という事で「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」で参加したら、最凶。
ただし、仲悪いから絶対無理だろう。

ちなみに現在、正確にはイギリスは一カ国で上記4代表+英領ヴァージン諸島(北中米予選敗退)
中国は中国本土と台湾で一カ国2代表
米国は米国本土、グアム、米領ヴァージン諸島などで複数の代表
ポルトガルも本土とマカオで2代表
というのが実体だ。

そんなこんなで、いよいよ明日、6月7日、2002年ワールドカップグループリーグで世界が最も注目するカード、アルゼンチン-イングランド戦が札幌ドームにて行われる。

世界各国サッカー界の要人はもちろん、ウイリアム王子やミックジャガーまで来るかも知れないこの注目のカード、2001年12月ドローが決まった時から、熱烈観戦を憂鬱で嘆いていたのだが、その甲斐あって幸運にもプラチナチケットを手に入れることができた。
フットボールにかける強い思いがチケットを呼び寄せるのだ。でも実際、汗は流してないや、中川さん、ありがとう。

現在、チケット問題が毎日、TVや新聞で報道されているが、実際に空いた客席を会場で観ると胸が痛む。3日のイタリア-エクアドル戦の時もそうだったが、TVカメラに映らない(意図的に映さないようにしてるのだろう)ところに恐ろしいほどの空席があった。
実際にチケットを手に入れられることができるのは、結局、運だけなのかもしれないが、できれば本当にサッカーを好きな人だけにみせてあげて欲しい。

4年に一度、転職する東京の製作がいる。
ワールドカップが終わるまでは定職に就かないというサッカー馬鹿がうちのチームに居る。
観たいカードは幾ら払ってもいい、どんな事をしてでも行くという馬鹿が日本にも沢山居る。
行きたいけど、ちょっとお小遣いがぴんち〜、とか仕事の都合がつかないかも〜、なんていう奴は家で巨人戦でも観とけ、やみくもに倍率やネットへのアクセス集中を増やすな。
本当に死ぬほど観たいやつにどうか魅せてやってくれ。

実は昨年、第一次抽選があったとき、我がジョッピンカルで幸運にもチケットを当てたのは、アベジというメンバーただ一人であった。
しかし、サッカー馬鹿たちの情熱は実を結び、6月3日のイタリア-エクアドル戦では幸運にも10名以上のメンバーが観戦することができた。一方、前述のアベジメンバーはなんとその前日、6月2日に車上泥棒でバックを盗まれてしまった。
バックの中には貴重品一式はもちろん、明日のプラチナペーパー、アルゼンチン-イングランド戦も含まれている。
イタリア-エクアドル戦終了後のじょっぴんメンバー打ち上げには、意気消沈して部屋でテレビ観戦していたアベジメンバーも招き、「まあ、テレビで見ていた人にはわからないだろうが」というような手厚い慰めを与えたものの彼の無念は報道される空席の数を知れば知るほどなお一層だろう。

今日の警察発表では、現在8500人のイングランドサポーターが来札しているそうだ(アルゼンチンは1000人)
そのうちチケットを持っているイングランドサポーターは6000人らしい。
果たして、2500人のイングランド人は、その時、どこに集結するのか?
たとえイングランドが負けたとしても危惧されるような危険な暴動が起こるとも思わないが、間違いなく7日の夜は祭りだ。
そして、おそらく僕たちが生きているあいだ、二度と観ることができない札幌の夜がはじまる。

いずれにせよ、6月7日で札幌で行われるワールドカップはすべて終わる。
翌日からは札幌市になんの経済効果も無かったワールドカップはさっさと片づけられて、街はよさこいや北海道神宮祭一色になりそうだ。

ワールドカップ最後の夜が始まる。

Posted by enokizu at 2002.6. 6 | トラックバック
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