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ホームレスに勝ったジョッピンカル札幌!というニュースは瞬く間に業界にひろまった。
フロントはその勝利がまぐれであること事を隠すためにシーズン中ではあるのだが異例の20日間のオフを急遽決定、マスコミシャットダウンの姿勢に入った。シーズン折り返しに向けて戦力補強と殺到するオファーを一旦整理する為だ。オファーは対戦希望に留まらず、入部希望も後を絶たない。 スターウォーズ・エピソード1の日本公開にぶつけた7月某日、電撃移籍の発表が世界中を震撼させた。 入部希望者は他にも、道リーグで活躍する選手、過去に北海道選抜の実績もある経験者等の若い人材も多々あったが、その中でGOIS出身とはいえ、最もジョッピンカル的な素養と芸風を兼ね備えた森井選手だけが選ばれた。今後は月一回の紅白戦をスケジュールに組み込む予定になっているので、これについては自由に広く参加者を募って欲しい。そこで技術以外の何か(ベネチアにそれを探しに行った名波浩のように)を掴んだものだけがジョッピンカルのエンブレムを胸にすることができるのだ。 同時にGOISサッカーチームから、ユニフォームコレクターなのと選手名鑑(現在改訂中)に載りたい、という理由だけで「北ヤスヨン38度」(仮)も移籍手続き中だ。またフロント強化のためには外国人スタッフも!という提案を未だにできない日本サッカー協会に先駆けて、音楽界から、もとパナマ所属のクロサワこと「世界の」が入閣した。フロントの仕事に集中したい、ということで永年勤めた職場を退社、培ったキャリアを引き替えにこれからも強力にサポートしてくれるだろう。先月、渡仏、フランスリーグ視察を終えて帰国した「世界の」のブレザーの胸にもジョッピンエンブレムが飾られるはずだ。 最後に次に立ちはだかる敵について語ろう。 先日、「グラスウール札幌ホームページ」を立ち上げたらしく不覚にもそのアドレスを連絡してきた間抜け者だ。さっそくJPCサイバー部隊(以降、これをJPCアンダーグラウンド&ニコとしよう)が掲示板に攻撃を開始した。たとえ内容は子供の口げんかであっても、もう戦いは始まっているのだ。 もうひとつ札幌の業界に新しいチームが旗揚げした。CG制作会社のジュリアジャパンを中心にしたデジタルチーム「ヘモグロビン」だ。メンバーの学生時代のつてを借りて経験者を集めてチーム固めを行っている。今すぐにでも戦え!というジョッピンカル榎木津礼二郎代表のオファーに慎重な返事しか返さない。すでに敗北宣言が出されて久しいセガのドリームキャストで発売される、新しいサッカーゲーム(チームを自由に創れることは勿論、選手の性格付けもできるらしい)で、まずは対戦したい、とわけのわからないことをいいやがる。望むところだ。 ほかにも今季、時間切れドローのままの、「TERRA FC」と「FC K5-2」(元どさんこ米おーれ菊水、その前、大同ほくさんソフテック)との決着もつけなければならない。これに関しては、榎木津礼二郎代表が8月にコパ・つどーむ規模のカップ戦「インターポンチネンタルカップ」を準備中だ。 ジョッピンカル札幌とは、そんなお茶目な文化倶楽部なのである。 ロイタ一発・共同通信 |
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